なこたび

47都道府県を制覇したnakoが、全国各地の素敵な場所を探し求めるブログ。ドボク方面(道路・橋梁・ダム)もちょこちょこと。

2018年の旅行観

新年あけましておめでとうございます。

とは言ってもまだほとんど読まれていないこのブログ、2018年はぼちぼち育てていけたらなと思ったり思わなかったり。よろしくお願いします。

 

去年までの旅を振り返って、きちんとした記録を作ろうと思ったのだけど挫折したので簡単な振り返りと、未来の話を。

2017年は自分の中で旅に対する考え方が変わった1年だった気がする。

「47都道府県制覇」を目標にいろんな場所へ狂ったように行き、それなりに堪能して、日本の主要な観光地に関する知識と経験はそれなりに自分の中に蓄積されたと思う。

そして47都道府県制覇を達成して、ある種満足感を得た。それと同時に、まだまだ行きたいところがたくさんあって、そこを訪れなければ、見て、食べて、癒されることをしなければという謎の義務感が湧いてきた。

実際旅行というのは、現実逃避に持って来いで、時間とお金が多く必要な贅沢な趣味だと思う。社会人になってからは時間をお金で買うという行為(夜行バスや18きっぷが新幹線や飛行機になる現象)をしなければ、土日休みで満足に旅行することもできない。

限られた時間とお金の中で、いかに楽しむか、満足度の高い旅をするかが2018年のテーマになってくると思う。

 

旅行中に注目する点も増えた。昔は単純に観光地に足を運んで「すごいなーきれいだなーおおきいなー」みたいな感想を得る、シンプルな観光を楽しんでいたが、だんだん自分の中の価値観が捻くれてきていることは自覚せざるを得ない。

2014年にダムに目覚め、2015年にダムカード集めの虜になり、2016年は橋梁や廃墟、鉄道の駅などに良さを感じるようになった。

2017年は新しく道路、道路構造物、老朽化が進んでいる橋梁、鉄骨が入り組んでいる橋梁、街路灯、工事現場などが自分の中の新しい萌えジャンルとして入ってきた。

(ここで「萌え」という表現が合っているのかは分からない)

どんどん日本のドボクの虜になっていっている自分がいて、普段は気付かないのだけど、友人と旅行に行ったときなどに「自分は人と注目ポイントが違うのかもしれない…」と実感する。

道を歩いていて、面白いマンホールを見つけたり、素敵な街路灯に出会ったり、老朽化して今にも崩れそうな橋梁を発見したり。錆の感じとか、ひびが入ってる感じとか、コンクリートが経年劣化した色とか、そういうものがたまらないと感じるようになった。

 

自分の捻くれた性格が功を奏しているのか、裏目に出ているのかは分からないが、2018年は「人にあまり知られていない観光スポットを探す」ことをテーマにしていこうと思う。

ありきたりの観光地ももちろんいいが、少しひねりを利かせたような、「知名度は低いけど地元が頑張ってる」とか「この橋梁がたまらない」とかそんな場所を発掘していきたいと思う。

 

自分の欲求に正直に、でも懐具合も気にしながら、今年も素敵な旅に行けたらなと。

2018年最初のブログはこんな感じで。

f:id:nakotrip:20180101233604j:plain

2017年ラストのスカイツリー。隅田川テラスから。

冬の快晴は空気が澄んでて良い。厩橋から吾妻橋までお散歩。